2008年11月05日
事務所移転の見込み
まだ会社設立から1期も終えておりませんが、事務所を移転するかもしれません。いや、たぶん、年内に移転するんじゃないでしょうか。年初に引越しってのもなんだか落ち着かないですしね。
新しいオフィスは、友人の会社とのシェアです。カナダ人とオーストラリア人がおりますが、常駐するのはきっと日本人の私だけでしょう。場所は今の事務所から数百メートル移動するだけ。エリアでいえば、ザ・ススキノです。ライブハウスだとか、居酒屋なんかも入っているビルの9階です。
私の事務所にある、オレンジ色のソファをその事務所持ち込むことは、カナダ人により固く禁じられています。どうしてもオレンジ色のソファは許せないようで、飲みながら全然関係ない話をしている時でも、突如として、オレンジ色のソファは駄目だと言うことがあります。今日も、あのソファは元の店に売って、別の黒いソファを買おうと。
いざ移転となると、どうしても細かい、くだらないことが面倒になったりします。70キロもある私のデスクとどう運ぼうかとか、そもそも、分解しないと部屋から出ないんだとか。夏しか映らないテレビはどうするんだとか。登記し直さなくちゃ、いや、とりあえず転送だけにしとくんでもいいの?、あ、定款に住所枝番まで書いてあるな。ゴム印?封筒?名刺?ポストに会社名書いてもいいですよね?。ひかり電話の番号そのまま移転できる?固定IPにしていい?なんていう、そんなことを。
ま、私は日本人で、ここは日本だから、別にすごく面倒だってこともないわけですが。
話は変わり、ニセコと外国人。ニセコは売りと買いのバランスが急激に崩れておるようで、非常にアンバランスな状態。まぁ当たり前の現象ではありますが。
オーストラリア$対日本円、ついこの前まで1ドル100円を超えていたのが、10月下旬には60円を切るまでにドルが落ち込みました。
ニセコで既に不動産投資をしているオーストラリア人にしてみれば、この機会に売ってドルにすれば、不動産が全く値上がりしてなかったとしても、40%ほどの利益が出る。だから、みんなキャッシュにしたい。とりあえずすぐ売りたい。少しくらい値下がりしたとしても売りたい。
また、これから不動産投資を行うつもりのオーストラリア投資家からすると、不動産の価格は変わらないはずなのに、実際の支払いコストは一気に増える。つまり、あえて今買うということは考えにくい。買いたくない。そもそもこの冬に来る予定の客からは、事実キャンセルが多く出てきているし。金融危機でお金も引っ張りにくい。今はキャッシュを持つことがベスト。そんな状況で今、買うのかと。
誰もが売りたいし、誰も買いたくない。需給の関係から値が下がるのは当然としても、そもそも取引に至らないくらい硬直していく感じが、ここ北海道の田舎への投資に関係する、外国人からの聞き取り情報でございました。
中国、台湾、香港でしょうか。この嵐の後に買ってゆくのは。
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