2007年07月09日
オーバースペック
旅行から帰ってきた母親に、撮ってきた写真をデジカメから取り込んでくれと頼まれました。取り込めない人もデジカメを持つ時代なんだなぁとか思いながらも、用件を引き受け、カメラ一式を預かってきました。
私も写真は日々撮っておりますが、600万画素くらいのNIKON一眼レフでございます。取り立てて不満もなく、もう何万枚と撮影していますが、不調にもなりません。よって新しいカメラの購入検討もないため、最近のコンパクトデジカメというものが、どんなものなのか知らなかったのです。
母親が旅行前に数万で買ったというデジカメは、ちっこくてホールドもままならいのに、12.1メガピクセルって書いてあるんですわ。1200万画素?なんのために?画素数をどんどん際限なく上げていかないと、売れないのかしら、カメラって。1200万の画素をスナップカメラマンが必要とするシチュエーションを思いつきません。ポスター並みに引き伸ばすことを前提にした商業デジタル撮影ならば、それくらいあったら、まぁいいかと思いますが、コンパクトカメラで撮るわけもないし…。ものすごいオーバースペックだなと。
母が撮影してきた画像を見ると、全部、フルサイズである、1200万画素で撮影されておりました。まぁ、取り込み方もわからないんですから、画素が何かもわかりませんしね、しょうがないです。しかし、このサイズで撮影を続ければ、こんなコンパクトカメラのメモリなんて、すぐ一杯になってしまって、旅行途中に何度も削除を繰り返さなくてはならなかったろーなー、と思ってですね、メモリカードのフタを明けて、何メガのカードかしらと見てみたところ、4ギガバイト…。恐れ入りました。そーゆー時代なのか…。
撮影した画像は当然、CD-ROMなんていう、旧世代メディアには入りきりません。しかたなくDVDデータディスクに収めて、実家に持っていきました。母親のパソコンで表示をチェックしようとしたら、デフォルトであるWindowsのビューアーでは、「画像が大きすぎ」という理由で表示を拒否されてました(母親ノートブックのスペックの問題でしょうが)。
でも、私はビューアーに同意します。だってオーバースペックだもの。
comments
俺はいまだに会社で10年くらい前にあきひと氏に案内してもらって買った、100万画素のカメラを使ってるよ・・・。どんなに頑張っても300kbの画像しか撮れないよ。