2008年11月13日
定額給付金というプロモーション
あまり時事ネタに絡むのは苦手ですが。定額給付金について思うところを少し。
ただ唐突に2兆円使って票を買うという不思議な政策が、ほんとうにまかり通ってしまう政治ってなんなんでしょう。今回は急を要するだの、迅速に支給せねばならないから、ということですが、公明党が急かすだけでしょう。もらう側にとってみれば、くれるならもらう、ってだけの話でいつでもいいわけで、その給付がないと今すぐ困窮するような人には、また別の福祉があるはずです。
政策自体の滅裂具合はこの際、置いておいたとして、ほんとに票を買いたいなら、もっと安くうまいプロモーションがたくさんあると思うのですが。あまりにコストパフォーマンスが悪すぎる。演出家はいないのかしら。見栄えよく欺くのがいいとは思いませんが、見栄えも整えられず適当で批判を受けまくる政策で、それに2兆円拠出するってのは、割が合わないでしょう。
ここからプロモーションとして挽回するとしたら、こんなのはどうでしょう。
「給付金辞退者はその同額が難病支援の基金に自動的に寄付されます」
難病支援じゃなくてもいいんですけどね。
comments
decided entry you've lock up