2008年09月10日
「ちょうちょ」と「ブラックホール」
小さいころから、「無限」という言葉に、恐怖というか不安を感じます。小学生だったか、その前だったか忘れましたが、数字というものは「無限」に続いて終わりがない、と知った時の不安感は、今でも忘れません。その後、私がうなされる夢として定番化されているもののひとつは、数字の無限がイメージとして現れ、手に負えない不安と恐怖がテーマとなる夢です。
娘を寝かしつけるために、毎晩、数百回ほど「ちょうちょ」を歌わなければならなくなった今日このごろ。もう呪文のように唱え続けています。ちなみに、ちょうちょを歌う前には、絵本を3冊読み聞かせる必要があります。どちらも無限じゃなくて良かった。
スイスとフランスの国境にまたがる地下深くに、円周27キロにもなる、巨大なトンネルが、5,000億円もの費用をかけて、作られたとのこと。大型ハドロン衝突型加速器という、実験用の施設だそうです。どんな実験が行われるかというと、
今回の実験では、宇宙誕生時のビッグバンから1兆分の1秒後の状態が再現され、宇宙を満たしていると考えられている暗黒物質(ダークマター)の正体が明らかになる可能性がある。また、理論的には証明されているが、いまだ存在が確認されていないヒッグス粒子の発見も期待されている。ヒッグス粒子は、ビッグバン直後にほかの粒子に質量を与えたといわれており、“神の粒子”とも呼ばれている。
だそうでございます。私にはよくわかりません。ただ、今日この施設に関する追加のニュースで、面白いとうか、恐ろしいものがありました。
なんでもこの実験の過程で、ブラックホールが生成される可能性があるらしく、最悪の場合はそのブラックホールに地球全体が飲み込まれてしまう!っていう、衝撃的な見解が載せられていました。
無知な私にはよく理解できませんが、地球全体をのみ込んだブラックホールは、ゴルフボール程度の大きさながら、地球と同じ質量に達するんだそうで…。そして、「太陽系の地球があった場所には、その小さなブラックホールが代わりに居座ることになる」と…。
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