2008年08月21日
オリンピックと地上アナログ
私の自宅のテレビはまだアナログテレビです。そのうち買おうとは思いますが、我が家はあまりテレビを見ないということもあり、それほど購買意欲が盛り上がってきません。ハードディスクレコーダーはもちろん、DVDレコーダーもないし、ビデオデッキすら持っていません。かろうじて、プレステ2でDVDを見るのみです。テレビ番組を録画したのは、いつが最後でしょうか。記憶は、実家暮らしだった高校生のころに録画した「北の国から」まで遡ってしまいましたが、その後は何か録画したかな。
オリンピックを我が家のアナログテレビで見ているのですが、細かなところが気になりだしました。
おそらく、このオリンピック映像の撮影は、縦横比16対9のハイビジョンカメラで行われているはずで、アナログ放送向けには映像をダウンコンバートして、従来の4対3で出力しているんだと思います。この時、縦横比が違いますから、元の映像ソースから左右をバッサリとカットして、センター付近の映像のみがアナログテレビに流れてくることになります(上下黒帯のレターボックスでなければ)。要は撮影時、カメラマンは左右がカットされても問題がないように意識してフレーミングする必要があると。
撮影するカメラのファインダー(?)というか、カメラマンが覗く窓がどうなっているのかわかりませんが、アナログ放送でカットされる範囲がある程度わかるように、線が引いてあるのでしょうか。あくまで全部予想ですが。
カメラマンさんは、ワイドなファインダーを見ながらも、左右カットでも問題ない絵を撮ることを意識する、ということは、なかなか大変なんじゃないかと。というか、一瞬のスキもなく、常にそれを意識し続けることは不可能だろうなと。
たとえば、今、オリンピックの野球が放送されています。センター方向から投手・打者が入る、放送時の基本となるフレーミングの絵がありますが、アナログ放送で見ると、左端は投手にギリギリ(左手が切れていたりする)、右端は打者ギリギリ(これも切れていたりする)におさまっています。まずこの時点でかなり窮屈な状態で違和感があります。
アメリカの投手が投球後勢いがついて、左に体が流れるクセがありますが(今見ている投手)、投球のたびに、画面から投手が消えていなくなります。右打者も投球の間に、左足を一歩引いたりして一呼吸入れると、消えていなくなります。カメラマンは頑張って消えた選手の方にカメラをこまめ振るわけですが、余計見難い感じになりますね。今も里崎がセカンドに送球するタイミングでフレームアウトしてしまいました。
動きの速いレスリングでも、試合中完全に選手が2名ともフレームアウトしてしまうことが何度もありました。
あまりにもどうでもいいことを、長々書きすぎてしまいました。早く新しいテレビを買えってことですね。NHKの画面、右上の「LIVE」の文字が、微妙に切れて見えます。これがまた、デジタルテレビへの移行を促すテクニックのような気がしています。「気になるでしょ?」と。
暴れん坊であっても化粧は好きなようです。
笑ってる時はいいのですが、
怒り出すと手がつけられません。
comments
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