2008年03月31日
着物クリエイターの裁板
クリエイターと言ってしまうと、ちょっと軽い感じになってしまいますが、現代的に言うと「着物クリエイター」であった祖母の仕事道具である、「裁板(タチバン)」を今日もらってきました。50年ほど使いこまれた「タチバン」には傷や焦げなど祖母の仕事の歴史が残っております。
裁板とは、着物を仕立てる際、和裁に使う台です。幅40cmに少しかけるほど。長さは2メートルくらいの細長く背の低いベンチ風な、木製の台です。祖母の部屋を片付けるにあたって、処分される予定であったその裁板を直前で引き取りました。
そう、引き取って、とりあえず事務所に今日運び込んだのではありますが、さて、どう使おうか。知人の家具職人にリフォームをお願いしようかと思いますが、年が刻み込まれたあの風合いをそのまま活かして、というのはなかなか難しいようです。塗ったり、面を剝してしまえば簡単にキレイになるのですがね。
そもそも狭い事務所のどこに置く…、という問題もありますが。
そういえば戸棚ももらったなぁ。こちらは、今日もうちのリビングに鎮座しております。
さて、今日は日曜でしたが、夕方からMarkにお誘いをいただき、ロンドン出身の札幌在住のWEBデザイナー、Richardとはじめて会いました。彼はデザインもできちゃうけど、超優秀なプログラマさん。今後は一緒にいろいろと仕事ができるかもしれません。その前に私の英語、いいかげんなんとかしないとなぁ。